未知日記霊話集 第千三百三十八回 大霊界 巻の一 されば拝みすると云ふ一つの方法を考案して、それによってその道を歩み居らば遠きも次第に接近して、はじめてその居に達すべし。他に心を移すは迷ひなり。道は拝みなりと心得て進むべし 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                NO 21    如意界終はりて後は如何   その4                                           教主寛大 講述  如意界に於て種々様々の事柄を考ふれば、意の如くになると云ふも、すべての原理は悉くこの理に基く。我と慈音との場合、我は無にして慈音は有なり。…

未知日記霊話集 第千三百三十七回 大霊界 巻の一 天界は広大無辺なり。地球は長からず、軈ては亡びん。亡びざる天界に入らんとするならば、何を以て是に到らしむべきかに思ひを廻らせよ。肉体も亡び地球も亡ぶ。されど何ものか亡びざるものの残存なし居るとは考へざるや。空は亡びず。亡びざるが故に今尚新しき世界は、現出なし居るにてはあらざるか。太陽系宇宙は明滅して現はれては消え、消ては現はる。されど空は平然として変化することなし 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                NO 20    如意界終はりて後は如何   その3                                            教主寛大 講述  テッシン、セイキョウは衆人に告ぐるに、信は拝みなりと教へしに対して、諸子は認識なしたるや。我の見る所にては、汝等の拝みは願ひなり。信を得…

未知日記霊話集 第千三百三十六回 大霊界 巻の一 汝等衆人よ。疑ひと云ふ扉を開きて、信疑の正しき扉に変へよ。然らずば疑ひの扉は完全に開らくこと能はざるによって、信の直を入るる力なし。正しき信疑は自由なり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                NO 19     如意界終はりて後は如何   その2                         教主寛大 講述  霊界に進みたらば始めて信の力を得て天界を見きはむることあるによって、我等の説の真なりしことをはじめて知るに至らん。我も語らず慈音も訊かず。言葉なき言葉にて慈音は活眼を開らき…

未知日記霊話集 第千三百三十四回 大霊界 巻の一 全宇宙の組織は無限にして是を究め尽すことは、僅少の行にては得らるるものにあらず。是等の事柄もみな如意界の教への中に含まれあることなれば、如意界の教へを卒業するは容易のことにあらず。如意界の教へに従ひてこの界のすべてを修め尽して行終はらば、其の後は各所に配属してその所にて、又新しき任務に準ずるなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                NO 18     如意界終はりて後は如何   その1                             教主寛大 講述  汝等衆人行全くなりて天界に至り、此三カ所に於て新しき教へを受けこの所にて学び終はらば、その後皆其々の分野に従ひて各所に配分せられて任務に服し、更に階を重ねてはじめて…

未知日記霊話集 第千三百三十三回 大霊界 巻の一 その神々しさの有様は汝等衆人には、到底考へも及ばざる底の場所と語るの他なし。教ゆるものも声なく言葉なく無言詞にして伝授なし居るに不拘、聞くものには皆その分野に従ひて、自然に理解力を認知して、さとり得らるる不可思議なる教へをうくる所なり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                NO 16    如意界とはいかなる所か   その1                          教主寛大講義                         如意界については「未知日記」に於て教へをきたればくわしく語るの要もなし。されど語り残せし事柄をいささか説明して補充しをかん。如意…

未知日記霊話集 第千三百三十二回 大霊界 巻の一 此書を読むもの軈ては不滅の理を知ることを得るならん。兎に角不滅なりとして学すべし。遠しと思ふ未来は遠からず。肉体は軈ては亡ぶる時節到らん。其後に及びて狼狽すとも既に晩し。よって未来を考へをきて行じをかば可ならん 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                NO 15        選魂所とはいかなる所か    続き 教主寛大講述  すべてを肉体にまかせ居りて精神に養ひを送らず、徒にその大切なるもの、精神を発育せしめずば、肉体と共に消えゆくの他なかるべし。さりながら魂は不滅なるが故に枯死せず。発育せざる魂がしをれて枯るることもならず、長ずる事もな…

未知日記霊話集 第千三百三十一回 大霊界 巻の一 注意すべきことは汝等衆人己に架せられたる天職全うせざるものは、選魂所に於てふるいをとされて再び三度不合格となるによって、諸子は下界にある間にその天分をよくよく見定めて、その方向に進まずば望みは達し難し 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                NO 14                              選魂所とはいかなる所か                                    教主寛大 講述  動物性を捨てて人間性となり、然して人間性をのばして更に選魂所に移さるるは順序なり。読んで字の如く選魂所とは稔りた…

未知日記霊話集 第千三百三十回 大霊界 巻の一 慈音に対しては感謝の心して是に遇することをせよ。謂はば慈音は天界を知らしむる材料とも手本ともなり居ることを知るならば、汝等衆人是を見て手本となし、速かに天界の方向に足を向けて、迷ふことなく進み来たらば、其によって慈音も満足するならん。慈音に対する報謝は汝等衆人天界にさへ進み来る道を歩み居らば、其にて彼は満足するなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                 13                               眼を天界に向けよ                   教主寛大 講述  この理を教へんがために、我等は慈音をして事実を以て汝等衆人に示めさんとして、慈音をかかる底にをきあるにすぎず。所謂空実一体の姿を汝等衆人に示めしたるなり。…

未知日記霊話集 第千三百二十九回 大霊界 巻の一 人間、動物性を離れて人間性となり、人間性を向上せしめて軅て天界に至らしめんとして、道を教へ居るにすぎず。よくよく是等の言葉を聞きて大悟せずば、我等の教へは徒労に帰す。迷はず我等に従ひて歩み来たれよと勧むるものなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                               NO 12  選魂所について                                                                            教主寛大 講述  我、斯る宗教くさき事を論じたるは他ならず。汝等衆人は今後あやまちたる道を歩みて動物性の世界を組織す…

未知日記霊話集 第千三百二十八回 大霊界 巻の一 汝等地球の現状は一方は冥道に、一方は光道に別れて互いに進み居る姿を暗に諷して動物性と人間性とに比喩をなして示したるに他ならず。汝等衆人この点に着眼して将来を推理せよ。然らば結果は明らかに知ることを得ん 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                NO 11  神を知る端緒となるなり                                                                     教主寛大 講述  円海は空の中の実を知り得て、汝等に語り居れど汝等衆人はその居に至らざるが故に、実を実として悟ることを得…

未知日記霊話集 第千三百二十七回 大霊界 巻の一 動物信仰を離れて、精神信仰に思ひをおかずば、真の人間とはならざる故に、従来の信仰を離れて精神信仰に歩を進めずば、天界へは移り難し。よくよく反省せられん事を望む 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                NO 10「汝に大学者を送るべし」                                                                    教主寛大 講述  聖者の言葉と雖もその一々が正しいとは云ひ難し。七才の少児なりとも正しき言葉は正し。是を理解する智能なきもの…

未知日記霊話集 第千三百二十六回 大霊界 巻の一 すべて動物性信仰より、世の中を組織せんと計る現在の世相にては、真の信仰は容易に理解することは難かるべし。是等の事柄を事実によって証明せんとして、我等は慈音をして此教へを彼に委ね居るなり 教主寛大講義

  未知日記講義第一二巻  大霊界 現在の宗教者すべて肉体本意の教へをなし居る故・・・ 巻の壱 天界の人  教主寛大講義                                                                      円海は仏教の門より歩を進め居りたるため、ここに喰ひ違ひを生じて、幾年かの空しき行をなし居りたることを我は知るによってなり。慈音に於ても亦同…

未知日記霊話集 第千三百二十五回 大霊界 巻の一 汝等衆人の考へにては、人死すればすべて天界に移さるると思はば、其は大なる錯誤なり。是等に関しては今迄くはしく語りし如く、その大半は浮住界にてさ迷ひ居るなり 仏教者の語る往生と同一の如く考へて、誤まてる方向に歩みを進むること多きを知るによってなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                 NO 8                               浮住界について                                           教主寛大 講述  汝等衆人の考へにては、人死すればすべて天界に移さるると思はば、其は大なる錯誤なり。是等に関しては今迄くは…

未知日記霊話集 第千三百二十四回 大霊界 巻の一 神より授けられたる人間性の大切なるを知らずして、動物性の肉体にのみ囚はれ居りては折角人間に生れし甲斐なし。さればこそ人は自己の本分が何なるかをも知らずして、一生を過し居るにてはあらざるか 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                 NO 7                                                     教主寛大 講述  年長けて推理力の伸びゆくがままに頭をもたげて来るは、即ち魂あるが故に智慧のはたらきは、増大し来ると見なさばうなづくところあるならん。動物性本能の盛なる間は、人間…

未知日記霊話集 第千三百二十三回 大霊界 巻の一 宗教信者の中にはその宗教より教へられたる場所に行くものと思ひ居るものもあり、わけて仏教信者の如きは種々様々の教へ多きが故に、地獄極楽の中にも亦相違ある如く思ひ居るものもあり千差万別にして、一言詞することは難けれど兎に角死すれば、其にて終りなりとかたく信じ居る人は少なし 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                 NO6                                                     教主寛大 講述  汝等衆人は死して地球を離れなば如何なる所に行くかと云ふ思ひに対して、今尚彼是論議をなしつつ、或ひは死すれば其にて終りなりと云ふもあり。或は魂は残りて月の世界か星の…

未知日記霊話集 第千三百二十二回 大霊界 巻の一 旅より帰りたる人の話を聞きてすら、尚も信ずることあたはざるは衆人の心なり。まして天界の事など語るとも信ずるあたはざるは当然なり。汝等衆人のうち幾人かにても信ずるものあらば信じよ。疑ふもの多きは当然にして我等は決して無理とは思はざるなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                 NO5                                                     教主寛大 講述  白血球の中に保持せらるるプラスマのはたらきが、活力素を作る源なりとか、種々様々の論説がとなえへられ居れど、其とても仔細に検討すれば取るに足らぬ愚説となり居るなり。…

未知日記霊話集 第千三百二十一回 大霊界 巻の一 彼は下界に肉体と云ふ居を構へ居れど、軒は傾き柱は曲り雨露をしのぐにすら困難なるところにて、魂と心は自由の運びをなし居れり。この姿を見たる慈声は曰く「汝は生き居るにあらずして、生かされ居るとのみ、我のまなこに映る」と慈音に語りたり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                 NO4                                              教主寛大 講述  汝等衆人の如く肉体の中に心をいれて、その心によって肉体すべてを支配なし居る故に、肉体にのみ囚はるるは是等も自然の現はれにて是非もなき事なり。手を動かさんとせば手に、足を動かさん…

未知日記霊話集 第千三百二十回 大霊界 巻の一 汝等衆人は兎に角傍目せず、我等の手にすべてをまかせて歩みを進むべし。先にも語りし如く天界に迄到達するには道は遠し。遠しとてあせるにも及ばじ。先にも語りし如く道中に於て花に誘はれ、涼風に招かれ月にひかれてわき路にふみ入れて、はては天界に迄到達するあたはざるものの多きは、すべて完全なる信仰を得ざるによって、稔りも充分ならざるため取り残されたるにすぎず 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                 NO3                                  教主寛大 講述  滅するものは滅する方向に向はしめ、滅せざるものは滅せざる方向に向はしめずば、正しき自然を知ることは難し。不滅のものを滅する方向に向はしむるによって、完全なる組織は果されざるなり。今や慈音は畜生道の味をなめ尽くして、漸くその行を終へ度…

未知日記霊話集 第千三百十九回 大霊界 巻の一 有難し勿体なしの観念に於てすら、昔と今の相違は言葉にてはあらはし難し。即ち古今の姿が一変して恰も表裏の関係となりたるによってなり。聊か話を横道に入らしむるを以て、汝等衆人に対して申訳なけれど、今後我の言葉は長し 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                                 NO2           教主寛大 講述  旅するものの最も楽しき春は目前にあり。やがては満山悉くが花又花と競ひ咲きて汝等衆人を招かん。かくなりてはにぶき足は尚もにぶりて、歩みは意の如くにはならざるべし。甚だしきに至っては花に招かれて横道に入り、旅を諦めて我家に引きかへすものもあらん。花は…

未知日記霊話集 第千三百十八回 大霊界 巻の一 教主出座 厳戒の辞 神ありとの思ひを貯へてその方向に向って行事を進むるならば、自づと神の現はれ来ることもあるならんとの考へは起る筈なり。行事とは法なり。法によって信仰の度を深め行かば、望みは叶へらるる道理ありとは思はざるか 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱     NO1                 教主寛大 講述 教主.   出座.   厳戒の辞  テッシン、セイキョウ、ミキョウ、泰岳円海の如く神の栄光に浴したる者にして真の神を知る。汝等衆人は神ありとのみ聞かされて真の神を知るあたはず。知ることを得ざるが故に信ずることも難く、信ぜざるが故に神をおろそかにするは当然にして、決して其を彼是と我等は咎むるも…