未知日記霊話集千七百四十五回  帰途案内記 NO163 すべては知らずとの言葉にて終らん。知らざるものを追究して何の益があると思ひ諦らむれば、其にて行き詰りとなりて終る。行き詰りとならば進歩発達の道は開かれざるべし。世人の智慧の程度は斯くも浅し。行き詰れば最早知らじと云ふ逃げ言葉を以て、其にて終らしめんとなすが故に、進歩は得られざるなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 163 更に八七六流界に到る迄 八、九流界の科学について  セイキョウ貴尊 講述                       所謂心を様々に変化せしむるものは智慧なるべし。されば智慧とは何ぞと深く追究し見よ。又智慧を生ぜしむる源は何ぞと其より其へと追究して研究する時は、是に対して何かつきとめて一定のものを探り得る能力は世人に具…

未知日記霊話集千七百四十四回  帰途案内記 NO162 九流界の機械は長き時間を経過すれば摩滅して変化なすが故に、再録せざれば永久保つこと難し。斯くの如く些細なる事柄に対してすら人智の優劣ありと知る時、すべての事柄に対しての相違も、是に順じて想像する時は察する事を得るならん セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 162 更に八七六流界に到る迄 八、九流界の科学について  セイキョウ貴尊 講述                       例へば身心界に於てすべての事を記録なし居る機械と、心界の記録なし居るとにも相違あるなり。身心界の録音録影機は光気素電気を用いて、是よって凡てを保存し居れど、心界は既に気光素電気のそなへあるによって、其録…

未知日記霊話集千七百四十三回  帰途案内記 NO161 是は九流界即ち身心界(仮称)の様より見たる、我等の体験より語りをくことせん。身心界に至っては心の医学に重点をおき、肉体を後方にして研究なし居るによって世人の医学と対照する時、即ち表裏の関係となり居ることを、我等知るによって此処に聊か報じをくべし セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 161 更に八七六流界に到る迄 八、九流界の医学について  セイキョウ貴尊 講述                      現在の医学はすべて肉体本位なるが故に、肉体作用によって心を観察する為に、稍もすればここに誤ちたる結果を招来して、身心共に悩みを多くすること僅少からずあるなり。心を主としてその立場より肉体を研究するにあらざ…

未知日記霊話集千七百四十二回  帰途案内記 NO160 人道を知らずして人に生れし甲斐もなく、又人とは何なるやすら知らざるべし。かかることにては人となりて何になる事ぞの、正しき明らめはなす事思ひもよらず。唯余儀なき明らめとなりて終るに過ぎず。余儀なき明らめは明らめにあらず。迷ひを残すのみなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 160 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       斯くして心を自由ならしむれば、心は必ずや父なる魂に対して救ひを求め来らん。この自由の心こそ肉体と魂をつなぐ力と化せらるるは、即ち魂の力あるによってなり。肉体を魂に任せ心は自由に活躍して、はじめて人道の何なるかを知るなり。然らずば年…

未知日記霊話集千七百四十一回  帰途案内記 NO159 誰かの句に「我心たづね求むる思ひこそ、心なりとは気づかざりけり」と云ふあり。又「我心我身に在りと知りながら、眼にさへ見えず手にもさぐれじ」実に面白き句にてはあらずや セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 159 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       誰かの句に「我心たづね求むる思ひこそ、心なりとは気づかざりけり」と云ふあり。又「我心我身に在りと知りながら、眼にさへ見えず手にもさぐれじ」実に面白き句にてはあらずや。或出家山にありて座禅工夫し、さとりを開らきたりと思ひて山を下りた…

未知日記霊話集千七百四十回  帰途案内記 NO158 世人はかかる事は机上の空論にして、なし得るものにあらずと嘲笑して顧みざる人多からん。我等は決して空論を語るものにあらず。肉体より心をはなせよと云はば、世人は肉体より心を宙天へ飛ばせよと云ふが如く考へなば、其は無謀の考へにて所謂机上の空論なり。我等かかる事をなせよと云ふにあらず セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 158 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       肉体に心は宿るとの考へと、心に肉体は従ふとの考へとには相違あらん。是に気附かざるや。健全なる肉体には健全なる魂は宿ると思ふは誤ちなるべし。此場合の心は魂にあらずして心を指したるならん。されば肉体より心を見ると、心より肉体を見るとの…

未知日記霊話集千七百三十九回  帰途案内記 NO157 汝の有する魂を正しき心より見る時は、神の如く思はるる故なり。世人の語り居る潜在意識と云ふ言葉は、即ち魂にしてその魂こそ、神の如く感ぜらるるによってなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 157 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       我等の語る心を先にと云ふは、所謂心を主とし肉体を従として歩めよと云ふなり。然るに世人は心を先にせよと云はば、心の存在する処は頭なりと考へて、心を頭の前頭部に或は後頭部にとの考へをなすによって心は乱れ、却て何事をも考ふることあたはざ…

未知日記霊話集千七百三十八回  帰途案内記 NO156 よくよく我の説を翫味して一段の工夫をなしては如何 !  然して身心界の様を朧気ながらも解し行くならば、従って宗教も邪宗邪教は自然消滅して、正しき宗教は現出するに至らん。試みに我、世人に問ふべし。世人は真の幸福とは何かと質問せらるれば、是に対して明確なる答へをなすもの一人としてあらざるべし。斯る智慧なき世人の世界にて、智慧を磨かずして徒らに世を過し居るならば、何時かは身心界に上る日の来らん事思ひもよらざるなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 156 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       現在世人の世界はかくの如き肉体本位の階に置れ居るが故に、是を直ちに明らめ得る事は容易の業にあらず。されど我等の説によって納得するところあるならば、身界を向上せしめて身心界の方向に、転ぜしめん事を計るに不如とは考へざるか。よくよく我…

未知日記霊話集千七百三十七回  帰途案内記 NO155 肉体本位の信仰は斯くも不完全にして危き事氷上を渡るよりも尚危ふし。我、斯る宗教くさき事を語るには、深き意味を有するによってなり。肉体本位の人類に対して、肉体ならざる心魂論を如何に語るとも、解する事の得難きを知るによって、斯くも宗教くさき事を語るの余儀なきに、至りたるが故なり  セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 155 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                      さればこそ身心界(仮称)ともならば、先にも語りし如く、すべての組織は、完備され人智も亦従って進化なし居るなり。身心界は心を先とし、肉体を背後に置きての世渡りなるが故に、世は益々向上発展して尽る処を知らざるなり。是に反し世人の世界は如…

未知日記霊話集千七百三十六回  帰途案内記 NO154 彼は変態性なりなど称して、耳をかす人すらなきに至りたるは愚も亦甚だし。是等すべて幼稚なる科学に囚はれて、すべてを肉体本位として考へ居る結果、宗教者に於ても霊魂不滅の事柄に対しては、余りに深く悟り居るもの絶えてなきに至りたり。幼稚なる科学の力は、却て進化をさまたぐる結果となりつつある事に対して、未だ覚醒(めざ)むる者なきは遺憾の極みなり  セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 154 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       我、世人の世界を身界と仮称したるも是等の事柄より、次第に身心界に上らしめんが為の思ひより、語りたるが故にその心して聴くべし。今後は世人の世界を身界と仮称すべし。よって諒せよ。身界は肉体本位なるが故に、斯くは名づけたるなり。されば現…

未知日記霊話集千七百三十五回  帰途案内記 NO153 世人の考への如く身界にをかれたるならば、身界の程度にて暮し居らば、其にて使命ははたされたりと称して、徒らに人身に囚はれ居りては、世は全く其度にて終らん。斯る事にては心界意界へ進むる事は思ひもよらざるべし  セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 153 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       是を見たる彼は驚きて此界には既に験真鏡のそなはり全きかと尋ねたり。(験真鏡とは五大鏡の如く立体鏡を指したるなり)然るに心界の人答へて曰く、然らず。是は験真鏡にあらずして平面記録鏡(両者仮名)なりと答へたり。是を聞きて心界の人不審し…

未知日記霊話集千七百三十四回  帰途案内記 NO152 悪き心を以て法を行へば逆法となり、正しき心をもて法を行へば其は神法となる。魔法とは即ち濁清の相違あるによつてなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 152 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       意界の人言葉を継ぎて曰く、明鏡は明らかにものを映す。鏡くもらば明らかならざるべし。所謂疑ふ心はくもりなり。くもり晴るれば、清らかなるが故に、影を宿す。法にはすべて限度を有す。我が行ひし法は未だ完全ならざるが故に、正法とは云ひ難し。…

未知日記霊話集千七百三十三回  帰途案内記 NO151 悪き心を以て法を行へば逆法となり、正しき心をもて法を行へば其は神法となる。魔法とは即ち濁清の相違あるによつてなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 151 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       ここに一つの話を掲げて先づ語らん。此界に或一人の智慧たくましきものありしが、此者いささかの智慧あるを誇りとして、何かすぐれたる智識を得んと志し、其を求むるには先づ七流界即ち意界を広く見聞して、其によって新らしき道を発見し、是を我も…

今日は小冊子発行の準備をしている

   今日は市内にあるダイソー店2軒で2リングフアイルをまず30個だけ買い求めた。1個100円とは言え、なかなかしっかりした商品だった。A4のコピ-ならゆうに200枚以上の文章が入る。文字は大きくなって老人の眼にも優しい。そして近くのホ-ムセンタ-で1枚5円でコピ-が出来ることを確認もした。仮に原本が出来上がり200ペ-ジの小冊子が出来あがったら1冊1100円の安い価格で発行できる。なんと今、古…

未知日記霊話集千七百三十二回  帰途案内記 NO150 神はよくすべてを知るによつて、進むものは進ませ、遅るるものは退くることもなさるるなり。限度なきが故に、道は遠からず近からずあることに、思ひを致すべし。唯一心不乱に智徳兼備の法を学びて修し居らば、其ぞ己に架せられたる任務を、遂行なし居ると知りて励むべし セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 150 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       今欣情の語りし如く此理より考察すれば、十流界にありても一流界迄進むことは得らるると云ひしを聞きて、我は喜びたり。然り。然あるなり。たとえ十流界にありと雖も智徳そなはりて優れたる者あらば、各界を一飛に進みて、一流界に引き上げらるるも…

未知日記霊話集千七百三十一回  帰途案内記 NO150 世人の世界は肉体本位なるが故に、身勝手の考へをおこし、常に争ひの断えざるならん。是等は肉体を主とし、心を客としての生活なるが故に、斯る煩はしき世渡りをなし居るなり。既に九流界ともならば心も身も一体化なし居りて、身心共に安らかなる生活をなし居るが故、身も傷かず心も従って安らかなり セイキョウ貴尊講義

未知日記第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 150 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       六流界に至っては、心意一体化したる生活にて、主客の区別あらざるが故に、是を心意界と仮名なしたるなり。更に進んで五流界ともならば、既に心意の悩みを解決し、魂を主とし魄を客としての任務なるが故に、是を魂界と仮名したるなり。四流界に至って…

未知日記霊話集千七百三十回  帰途案内記 NO149 先づ汝等が住める世界を十流界と仮定して、是に階名を仮に身界と名づけ、九流界を身心界、八流界を心界と、七流界を意界、六流界を心意界、更に五流界を魂界、四流界を魄界、三流界を魂魄界、二流界を霊空界、一流界を神霊界、然して一流界を作りたる基礎的界を、神界即ち無言詞界と仮定して語る事とせん セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 149 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       先づ是等の事を語るに先だち、ここに一つの参考となるべき階名を仮に定めて、是によって順次語る事とせん。先づ汝等が住める世界を十流界と仮定して、是に階名を仮に身界と名づけ、九流界を身心界、八流界を心界と、七流界を意界、六流界を心意界、…

未知日記霊話集千七百二十九回  帰途案内記 NO148 彼等は喰へばその悉くが、充満して肉体を支ゆるにすぎず。故に排出物は気体となりて、全身より放散して影を止めざるなり。例へば此界の小児を世人の世界に連れ行かば、世人の眼はくらみその権威に打たれて、頭さへ上ぐる事難からん。先づ斯る底の人類なりと考へて、今後の我等の説を聞くべし セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 148 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       彼等は喰へばその悉くが、充満して肉体を支ゆるにすぎず。故に排出物は気体となりて、全身より放散して影を止めざるなり。例へば此界の小児を世人の世界に連れ行かば、世人の眼はくらみその権威に打たれて、頭さへ上ぐる事難からん。先づ斯る底の人…

未知日記霊話集千七百二十八回  帰途案内記 NO147 九流界の人類は既に凡ての人間界の事柄をきはめ尽して、人界を全く度脱したる人種の世界なるによって、生死の区別などの明らめは全くきはめ尽したる人種のみなり。是を世人の世界に於て仏教者が、菩薩の世界なりと語り居るならんと、我等は考ふるものなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 147 更に八七六流界に到る迄 セイキョウ貴尊 講述                       九流界の人類は既に凡ての人間界の事柄をきはめ尽して、人界を全く度脱したる人種の世界なるによって、生死の区別などの明らめは全くきはめ尽したる人種のみなり。是を世人の世界に於て仏教者が、菩薩の世界なりと語り居るならんと、我等は考ふるも…

未知日記霊話集千七百二十七回  帰途案内記 NO146 老婆の言葉の中に結合なし居りては、相互に苦みあり。別れて共に楽みを得れば、是に勝る仕合はせあらんやとの意味を、深く考慮し見よ。肉体は己に架せられたる任務を果し終りたれば、心は退いて彼を安らかならしめんと計る。心の思ひやりがある以上、肉体は如何にせらるるとも、怨むべき事もなく悲しむべき事もなく、唯己が架せられたる任務を果したる喜びあるのみならん。されば肉体は仕合はせなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の三 上界の巻  NO 146 おきく婆さんのこと セイキョウ貴尊 講述                       老婆の言葉の中に結合なし居りては、相互に苦みあり。別れて共に楽みを得れば、是に勝る仕合はせあらんやとの意味を、深く考慮し見よ。肉体は己に架せられたる任務を果し終りたれば、心は退いて彼を安らかならしめんと計る。心の思ひやりがある以上、肉…