覚者慈音789  光明論上巻 巻の一 67番 汝等が世界と太陽との関係によりて生ずる回転数、是に順じて生ずる増減変化を百年単位として数学より計算せば、今日迄の計算は二十三億七千八百有余万年となり、今後その標準にて計れば滅却するは何億年後と云ふことも容易に知らるるならん。この測定は動物生存せざる迄の計算にて、地球の潰滅は数学にては判明計算なし難からん テツシン貴尊講義

覚者慈音789
未知日記 第六巻 光明論      
上巻 光明論 巻の二     
          
                         
                  テッシン貴尊講述
                  2019.1.22
                  第67番


 宙に迷へる魂魄が下界に下りて人体に宿る様、或は夫婦の縁を結ぶ気光素の波長が転々交叉して働く様等、恰も車輪の廻転するに異ならず。美なる波長あり。醜なるあり。色とりどりの配合は眼を眩ます底ならずや。是等は汝等の世界のみならず、他の世界も同様なれど特に汝等の世界のみを示めし居るなり。是に依て因縁の原理も知りたるならん。物と物と合したる時、そこに一の作用を起さば更に又一が組織され、次ぎに一が組織さるれば一は破壊されて又他に新しきものが現はるる結果、様々の物体が組織され破壊さるるに依て宇宙は増減変化す。物は物を食し、又食したるものは食されて形状は変化すれどもその大成の結果はすべて宇宙の姿に似たる形となる。故に人体を仔細に観察せばその大体組織は宇宙に相似たる形状と思へば可ならん。
 宇宙の光波気波霊波に依て物体が組織破壊分解融和によって造られたる様を此鏡に照し見よ。否照し見すべし。今汝等が身ある処はわずか一毛に過ぎざれども、太陽と他の世界月星等の位置は何億年前の姿なりしが、此太陽系にありての数は近代次第に拡大され、或程度進化しては滅却し更に又新しきが組織されて現代の配置となりたる有様も鏡は明瞭に照すなり。
 その鏡に写る汝等が世界と太陽との関係によりて生ずる回転数、是に順じて生ずる増減変化を百年単位として数学より計算せば、今日迄の計算は二十三億七千八百有余万年となり、今後その標準にて計れば滅却するは何億年後と云ふことも容易に知らるるならん。この測定は動物生存せざる迄の計算にて、地球の潰滅は数学にては判明計算なし難からん。是は物理学の及ばざればなり。物理学者又は考古学者間に於て人間はもと貝より進化したりとか、猿は人間以前のものとか盛んに進化論を称ふるあれど、人間は始めより人間性にて、人間の進化したるは人間なり。始めは猿の如く毛髪濃く尻尾を有せし時代もありたり。されど猿とは相似て等しからざるなり。即ち人間なりしことは鏡によりて見れば明らかならん。然して現今の如き身長は短くはなかりしなり。始めは骨格たくましく猿やゴリラの比にあらざりし。進化するに従い身長も骨格も減小して現在に変化したるなり。今暗黒の世界の人種を見よ。あれは最初の人間と同様なり。身長もはるかにすぐれ骨格力量も汝等の比にあらざることを知るならん。人間進化論を説明すれば数拾冊の紙葉を費すとも果なし。依て是は省略す。
 今後人間更に進化せば如何になるかと云へば、汝等第一に見たる優秀国人の如くに化せられ行くと考へなば可なり。又世界を二分して一分は男性一分は女性の住めるあり。是等の人種は汝等より今一段進歩せし人種なり。是はセイキョウに導かれて慈音は見聞したればここには略す。此界の人種は智能共に発達してすべては機械を働かせ居れるなり。

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