未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百六十一回 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 是が選魂せられて各方面へ運ばるれば、又もや一種の姿なき姿に変じて、或は喜びの声を放ち、或は悲しみの声を出して、その騒々しさは筆舌の及ぶべきにあらず。無言詞の声とは是等に属す。 かく語るとも諸子には到底通ぜざるべし。 言葉なき言葉を聞き得る耳に、或は眼に、化せざれば見聞 すること難からん テツシン貴尊講義

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絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 
第九章
不滅母霊子と無言詞の関係


 我等は現在の諸子に対して、善悪の行ひを語るものにあらず。善を行ひたるものは極楽へ、悪を行ふものは地獄へとか云ふが如き事を語るにあらず。事の善悪如何に不拘、天界には天界の姿あり、下界には下界の姿あることの事実をそのまま諸子に語るに他ならざるなり。 五大鏡の説明に於て示したる如く、天界へ流れ来る魂は、川の如く続き居るものにて、もしその魂が水ならば汲めども汲めども尽きざるべし。 光の海とも見られ、或は混濁したる光の泥海とも見らるる、かの多くの魂が、選魂所を通過し居るを学びたるならん。下界より上界に上り来る魂は、泉の如くとして湧き出で居るを見るならん。姿なき姿とは、是等を云ふなり。多くの魂には声あり。 言葉あり。されど鏡に映じ居る間は、行くに任せ、なるに任せ居れど、是が選魂せられて各方面へ運ばるれば、又もや一種の姿なき姿に変じて、或は喜びの声を放ち、或は悲しみの声を出して、その騒々しさは筆舌の及ぶべきにあらず。無言詞の声とは是等に属す。 かく語るとも諸子には到底通ぜざるべし。 言葉なき言葉を聞き得る耳に、或は眼に、化せざれば見聞
すること難からん。高き処より一滴の水を落さば、地に落る迄其音を聞くことすらなし得ざる諸子の肉耳は、不自由なりとは思はざるや。汝その居に安んじ居て、天界に或は下界に多くの声ありと語るとも、諸子の耳には聞くこと難からん。実に諸子の耳は不自由なり。 肉体に委せ居らば、如何に労苦すとも如何に研究すとも、言葉なき言葉、声なき声を聞くこと難し。些か理窟のみならべて、 諸子を籠絡するが如く思ふならんも事実は然らず。諸子の耳を、或は諸子の眼を無に帰せしめんとして斯くは語り居るなり。今少し忍びて我説を聞かれよ。是は至って重大なるが故なり。

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