未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百六十回 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 その名状し難きものを、諸子は言葉にて現はし見よ。無数の言葉を用いずば、明らかにその意味を知らしむること難からん。是を一言にて語り見よ。不可能なるべし。唯知らずと答ふの他なからん。この不知と云ふところを教へんがために、我等は苦み居ることに対して、耳を傾け眼(まなこ)をむけよ。 然して早く天に昇りて雲の上人とならんことに励むべし テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています


絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人
          テツシン貴尊講義


 諸子の言葉に天に口なし。人を以て云はしむと云ふあらん。儲子はこの言葉に対して、唯一種の形容詞の如く聴きのがし居りては、その言葉の価値はなからん。天に口なし。人を以て言はしむ。実に尊き言葉ならずや。 円海口なし。慈音を以て云はしめ居るにてはあらざるか。 又我等も同様にて慈音を以て語らせ居るにてはあらざるか。 無言詞が有言詞に化せられたるは、即ち無言詞が二つに別れて初めて有言詞となり居るなり。 絶対より相対へと運ばれつつある事に対して、無言詞を考へ見よ。無言詞より出でたる言葉ならば、即ち無言詞の言葉となりて、初めて言葉なき言葉と云ふものの現はるるにてはあらざるか。 言葉なき言葉の現はしは何処より来りしや。根拠なくしては現はれざるべし。 ここに思ひを致す時、何か一種の名状し難き思ひに化せられるならん。その名状し難きものを、諸子は言葉にて現はし見よ。無数の言葉を用いずば、明らかにその意味を知らしむること難からん。是を一言にて語り見よ。不可能なるべし。唯知らずと答ふの他なからん。この不知と云ふところを教へんがために、我等は苦み居ることに対して、耳を傾け眼(まなこ)をむけよ。 然して早く天に昇りて雲の上人とならんことに励むべし。



★ ヒロさん、難しいのにここまで転記してくださって本当にありがとうございました。お礼をいいます。
さて、これで第八章 天に昇れば雲の上人は終わり、次回からは

第九章 不滅母霊子と無言詞の関係に入って行きます。

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