未知日記霊話集千百四十三回 光明論 下巻 巻の九 先づフクの門を開らくに際し予め此光体気体より光素気素を相互に交換して、光気素及び気光素を作ると云ふ理論の概要を知りをきてフクの門を見聞すべし テツシン貴尊講義


未知日記 第六巻 光明論       
下巻 光明論 巻の九 
教主講、テッシン貴尊解説
大悟篇  下
第二章 フ ク の門


                  テツシン貴尊 講述
                  

 さてギョウの門の空源体性が空源力を働かせて、コゥの門に侵入して光源体制と気源体性に分解されて更に光源体性と気源体性よりは其々気光素或は光気素を作りて、其よりフクの門に送入するなり。斯く語りたるによりてコゥの門にて説きたる一方に偏すればすべては傾き倒ると云ひし事の理解せしならん。即ち光に傾けば光体のみとなり、気に偏すれば気体のみとなるとの理による。故に是には光気素或は気光素を伴ひて一方に偏せしめざるよう心がけよと語りたるなり。此理を汝等が日々心がけて油断なく行ぜば過失は少なし。よし過失ありとも軽微にしてすむならん。
 光源体性は光源力のみの作用にして、気源体性も亦同様気源力のみの力にして止まる。されどここに光気素或は気光素の力加はるによって此作用は倍加すると知るべし。
 フクの門を語るに先だち先づ準備教育とも云ふべき一個の事柄を語りて後門を開らく事とせん。以前にも語りある如く汝等の世界は三宝界にして、是を度脱して四光の世界に進むと云ひしことより感想を進むべし。先づコゥの門にて二分せられたる光波気波(即ち光源体性気源体性の略語として用ゆるなれば其心して誤解する勿れ。光体を光波気体を気波とも称することもあればなり。)が其々に持つ特性より、更に又分解して光体は熱と光に分解され、一方気体は寒冷と気に別れ行くなり。然るにこの気体光体が互に交叉して働く故に融和すれども、是等が個々の保持する特性のみに分解して融和せざればすべては破壊されて組織はせられざるなり。その融和とは如何にと云ふに、光体より気体に対して光素を送り、気体より光体に対して気素を送ることによって此処に初めて融和の道は開かるるなり。若し光体が熱と光に分解し更に其が又光と熱とにはてしなく分解せらるるならば組織さるるものにあらず。気体も亦同様なるべし。されば光を陽となし気を陰として考究すれば陽には小陰を融和せしめ、陰には小陽を融和せしむる道理あるなり。故に是を大小に区分して考ふれば大陽小陰大陰小陽の関係となる。是即ち四光の法則とも見らるるならん。三宝の法則は破壊分解融和に終り組織の点に欠くる処あるは此理より現はるる現象なればなり。是等に関してはフク、センの門にて詳しく語るべけれど、先づフクの門を開らくに際し予め此光体気体より光素気素を相互に交換して、光気素及び気光素を作ると云ふ理論の概要を知りをきてフクの門を見聞すべし。






本日までの貴尊の講義は殊のほか難解ですね。私の如き凡才には全く理解不能です。でも私が理解できなくとも世間にはこの内容を確実に理解される方が居られると思い、一言一句間違わぬよう細心の注意して転記しております。

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