覚者慈音281

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の五                         NO228
大霊界入門記    後編                 
第六、コゥ 活躍門 (仮称) 一名無不成門 (仮称) とも云ふ                                                   その6
                       教主寛大講述


  宝石には種々様々ありて優れたるもあり、又あまり価値なきもあることは汝等にもよく知るならん。他の動物には動物としての宝石あり、人間にも亦同様なれば人間としての宝石、動物としての宝石の優劣あることも察せられるならん。されどたとえ優劣ありとも其は分度にして尊きとか卑しきとか云へる差別あるにあらず。人間には人間の宝石あり。故にその宝石をみがき上ぐるは是己に架せられたる任務なり。人間の中に有する宝石にも或は勝れたるあり、或は劣りたるもあらん。されど宝石と云ふに変りなし。是を天分と云ふ。故に天分に従って己に与へられたる分野を守り居らば其にてよし。たとえ小さき宝石なりともよくみがきて清浄無垢のものとなさば、大小軽重の区別はあらずしてやがて天界に移さるれば、みな其々の力の程度に応じて是を用い給ふは、神のお思し召しによるなり。其は人間の分にあらず。神の好み給ふ処に任せなば其にてよし。汝等諸子は米を作りて品質によりては、すぐれたる味を有するもあり、又然らざるもあるならん。されど米は米なり。是を喰ふはつくりたる人間に任すの他なかるべし。人間の魂と米の魂と大同小異なりと思はば可ならん。唯要は己に架せられたる分野に応じて、その職責を全うせば、其にて望は果されたるなり。ここに注意することあり。我に架せられたるものは、粗末なるものなるによって斯る程度にてよしと思ひて、任務を怠らば其は天職を全うしたるにあらず。たとえ我に与へられたるものが粗末なものなりとて是を粗略にせず、粗末なるものをなるべく勝れたるものに作り上げんと努力することこそ、真の天分職責を全うしたる人なりと思ひて専心努力せよ。然して大霊界に移さるれば粗悪の品もいよいよ光彩の度を増して、勝れたる処に移さるるは是又当然なり。斯くせずば使命を果したりとは云ひ難し。よって注意なしをくものなり。
 コウの門に入りたるものはすべて其程度優れたるものにあらざれば入ること難し。よってコウの門はすべて一定の具備ありて其悉くが殆ど同一の力を有す。汝等諸子の世界は五尺の身体に対して種々様々のものを以て是を育てずば魂の稔りは得られず。依って国土狭ければ多くの人を育つることあたはず。大霊界に入らばすべてのものは不必要なるによって、国土の狭きとか云へる如き必要はあらざるなり。其は汝等の国土は危険なる場所なるによって、安全を保つことあたはざるによって、土地の広狭を望めど、大霊界は何処にありとも安全なり。汝等諸子には肉体あるによって、安全なる地球上に住居し居ると思ふは誤りなり。汝等の地球程危険なる処は他にあらざるなり。何となれば地球は空間に浮遊して廻転なし居るによって見るも察せられるならん。地球は空間に浮遊して其危険きはまりなきに不拘、汝等は安全なる所と思ふが故に長くその場所に住居なしたしと思ふならん。我等の眼より見る時は危険きはまりなし。我等は再び汝等の世界に到らんとは欲せざるなり。今我等が住居なし居る所はこの上もなき安全なる場所にて、何処に到るも危きと云ふことを知らず生活なし居るなり。斯ることを語るとも汝等諸子には解し難からん。

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