三世と四世論 未知日記第八巻 第一の巻 過去の巻 其の1 リョウジャ、セイキョウ貴尊講述 テッシン貴尊にをかせられては慈音の苦行をいたはり給ひて暫時の休養をあたへんとなし給ひしに彼慈音は我等に対して再三再四講演の継続を要求してゆづらず、我等も彼のいのあるところに感じて彼の願いを聞き届けたり。此書を学ぶもの深く慈音に感謝して修得せよ。 緒論 地球は始…
今朝は妻といつものように九頭竜川の堤防を散策しました。僕は段々と歩くのが遅れ、妻との距離も10M、20Mと離されてゆき、いつしか堤防で一人孤立状態。しようがなくそこらにあるベンチを探しそこに座っていると以前、信金の支店長をやっていたAさんが一人河原の方面へ歩いて行くのが見えた。彼はそこで小さいビニール袋を広げ草叢の中に落ちている空き缶をいくつもいくつも拾い始めた。何年か前に奥様を亡くされていま…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 汝等太陽系宇宙は同じ位置にて廻転なし居ると考へなばあやまちなり。太陽系宇宙もその姿のまま位置を変へ居る事に心附かざるが故に、そこに種々様々の誤算をなし居ること多からん。例へば新らしき星を見てそのものが何億光年のものなりと…
覚者慈音1371 未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 2019.8.28 心眼に映るものの美点は見る程深き味を覚え、聞くものも亦同様にして見聞し尽すこと如何に年月を経るとも、其美をきはむること難ければ其程楽しきこことはあらざるべし。二流界はそれなり。如何に生…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 地球上の空間に於てもし引力圧力の摩擦なければ、地球は破壊するの他なかるべし。地球の空間に種々様々の黴菌の生るるも、皆此引圧の摩擦より生ずるものにて此摩擦なきに至らしむれば、黴菌等は現はるるものにもあらず、従って他に生物の生存することも難し…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 徒らに地球上の周囲を廻転なし居りては、何時かは人間としての本分を全うすることを得んや。人と人との交はりの約束を唯守り居りて違えずば其にて陸地の任務は安らかならん。何を好んで他の人を足下にせんなぞと云ふが如き、あさはかなる考へをたくらみて何…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 自然と云ふは毒たらしめとせば毒となり、薬たらしめんとすれば薬となる。是即ち真の自然なるが故なり。世人はこの理を考へず、自然と云へば正しきものとか或は正しからざるものとかの、区別をなして考ふるが故に自然は一方的となるなり。故に不自由を伴ふ。…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 例へばアメリカを中心として一界を安からしむるに至らばその界はアメリカとなる。ロシアに於ても亦同様なるべし。然する事によって果して一界は治まるか。然らざるべし。即ち中心はアメリカとなり、或はロシアとなる時は、その中心たる所に住む人類は高く評…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 世人は大なる事を知らずして小なることを大と思ひてあやまり居るが故に、安国論は果なく戦はさるる結果となるなり。日本を日本としアメリカをアメリカとし小さく区分して考ふる如き愚なる考へにて、宇宙の自然とか或は神を知るとか云ふが如きことは、到底望…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 (肉体を有する間にせめては三流界以下の事柄を聯想して修養なし、然して肉体消滅せざる間に九流界をつくる事に努力せば可ならん。) 然することによって智識は進み、然して其智識のそなはるによって上界の姿は、次第次第に認識することを得るなり。肉…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 世人の世界は光素の分れたる光気素の方向に向ひ居るが故に、表裏の関係ありて其に於ても、世人の世界と同様の関係にて生活なし居るもあるなり。されど是が次第に進化して純光素純気素の位置に上りなば、純光気素或は純気光素の世界となる。更に進んで其が気…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 セイキョウ貴尊 講述 世人の拝みは慾望の拝みにて、何か物質的のものを得んとしての拝みなるが故に、却て拝みのために心に傷くること多し。もとより悩みを排除せんとする拝みは一種の慾望なれど、貪欲の拝みとならば却て悩みを増す結果となるなり。ものには分度あるが故なり。…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 天職と人職について セイキョウ貴尊 講述 世人の言葉に沈思黙考と云ふあらん。即ち沈思黙考とは如何なる意味を指すや。又禅門には不思慮底を思慮せよと云ふ教へあり。人間の心は間断なく動揺しつつあるならん。其動揺こそ自然なるべし。唯自然に順じて心を廻転なさしめ居らば可ならんか。…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 天職と人職について セイキョウ貴尊 講述 何となれば其は表面より観察することに属するが故に、陽性となるによって光源体制に属すとするが故なり。是を眼に見えざる心を表面とし、その奥に潜在なし居る魂を影として考察するならば、其は陰性なるが故に、気源体性に属す。されど是又一方的…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 天職と人職について セイキョウ貴尊 講述 絶対に属する霊空界なるが故に此界に生れたる人種は、人間の最高位に置れたる人種なりと云ふ事の理も、推して知ることを得るならん。是を易学にては太極と云ふ。太極分れて陰陽両儀と名づけ居るも是なり。即ち空源体性分れて気源体性及び光源体制…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 天職と人職について セイキョウ貴尊 講述 現在ロシアの主義とアメリカの主義とが対立して、既に武力にさへ訴へんとなし居るにてはあらざるか。両者が共に己が主義を正しとして譲らず、為に武力を敢てしても主旨を貫徹せんとするが如きは、是理に順じてさとりに順ぜざるが故なり。 所謂…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 天職と人職について セイキョウ貴尊 講述 されば心の持ちかたと云ふは身にも偏らず、又魂にも偏らず、常に平行して身魂を一体化ならしむる事によって、始めて三味一体となるなり。故に法に合ふ心の大切なることは、乱さざる底の心にあらざればあやまてば一方に傾く。肉体に囚はるれば魂を…
いま民放のテレビ名作特集をチラッと見ていたらデイズニーの作品群を紹介していた。ピータパンや白雪姫などその他幾つかを映像と音楽で流していた。いま永遠の不朽の名作としてデイズニー生誕何周年として企画しているらしい。この未知日記書の書の中には貴尊方の教えとして優れた寓話が百編程書かれている。未だかつてどなたも読んだことのない大人の為の寓話お伽噺だ。そんじゃそこらのカビの生えた御伽噺じゃないぞ。深…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 天職と人職について セイキョウ貴尊 講述 即ち是等の類は身心魂を一体化なし居らずして、個々別々の行動をなし居るによってなり。一つの事をなさんとするには斯くも個々別々の行動をなし居りては成就するものにあらず。身心魂一体となりてたとひ如何なる事にもせよ、是にあたりなば成就す…
未知日記 第十巻 帰途案内記 巻の四 最終の巻 二流界、仮称霊空界 天職と人職について セイキョウ貴尊 講述 我等聞くところによれば世人の中には天職と云ふものはあらじと語り居るを耳にす。果して人類には天職と云ふもののあらざるかに考慮を払ひ見よ。天職と云ふもののあらじと考ふるは誤謬ならんと気附くならん。天職を知らざるは魂を知らざるが故なり…