未知日記霊話集 第千八十四回 光明論 下巻 巻の八 肉体滅後の修行は却て困難となるなり。我、斯く語らば汝等は又迷ふならん。心霊雑話感応論等を再読してこの理由を考察すべし。されば肉体を地上に置きし神の思し召に頷かるるならん テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の八  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  上 第一章 チッ の 門 何時もにこにこの曲を                テッシン貴尊 講述                 汝等は長き浮世に短き生命、くよくよ暮すも一生娯しく暮すも亦一生、同じ暮すならば娯しく暮さんと云ひ居りて不愉快に日を送り居るにあらずや。汝等の言葉は表面に現るる一時的音楽…

未知日記霊話集 第千八十三回 光明論 下巻 巻の八 自づと笑ひの面(おもて)に現はるるものならん。此嬉しき心とは暗くしては現はるるものにあらず。明るくなりて現はるるならん。其明き心とは光波の動揺が優れたる名曲を奏でたるに他ならざるべし。故に笑みを洩らすなり テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の八  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  上 第一章 チッ の 門 何時もにこにこの曲を                テッシン貴尊 講述                  律呂完全にして正しき曲は奏でらるる事は先にも述べたり。今汝等此門に入りてまなこによって其美はしき旋律を見たるならん。されば此曲を耳にも聞かしめよ。雄大荘厳にして妙なる…

未知日記霊話集 第千八十二回 光明論 下巻 巻の八 是が法としては初対面の人に礼儀を交はす如く、或は貴尊の前に出でたる如き思ひを貯へて一日幾回となく行はば可なり。汝等朝夕神仏を拝するは即ち低頭法にして、所謂気光素整頓法なり。合掌低頭は礼なり。霊なり テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の八  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  上 第一章 チッ の 門 合掌低頭の法                テッシン貴尊 講述                   汝等が国日本の習慣となり居れる人と人との挨拶は頭を下ぐるは礼法なり。我、是を見て美はしと思ふ。アメリカなどの手を握るは愛情を現はすにて礼にあらず。もとより挙手の礼は正しきと…

未知日記霊話集 第千八十一回 光明論 下巻 巻の八 百二十の気光素は人間に与へられたるものなれども其備へすら働かさずして終るは多し。まして百四十四なるに於てをや。この百四十四の気光素を得んがために修養修行を必要とするなり。真の人間として神にあげらるる人となるには百二十の気光素を働かせて更に、二十四の気光素を増大せざれば赫々たる光明の世界は現出せざるべし

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の八  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  上 第一章 チッ の 門                テッシン貴尊 講述                  一人善行をなすとも、他人は悪行をなして其は世間一般に通ずるなれば、我独り善行をなすとも何等甲斐なし等考へて、修養修行をなさざる者あり。斯る言葉を語らば何と考ふるや。我ならば其者に言ふべし。…

未知日記霊話集 第千八十回 光明論 下巻 巻の八 うかうかと喰はば糞となるのみ。糞となさば汝等は殺生を犯したるにて是は罪悪なり。一片の肉も清浄にして喰ひ、肉体に宿して光明に浴せしむれば是は殺生にあらずして浄化せしむる結果となる。然れば是を浄化せんには如何なる法を以てすべきか。曰く、唯一言あるのみ。即ち感謝の心なり。是を措いて他にはなからん。すべて身の養ひとなる食に感謝せよ  テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の八  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  上 第一章 チッ の 門                テッシン貴尊 講述                  慈音よ。汝、今、日本の宗教界を展望して如何に感ずるや。敗戦の今日となりて彼等の周章狼狽を見よ。彼等は戦時中は戦時にあてはめ、又現今は民主主義大衆主義自由主義とあてはめて指導するとは、さても…

未知日記霊話集 第千七十九回 光明論 下巻 巻の八 されば汝等楽を求めんとならば苦を求めて、是を征服することに努力せよ。然せば安楽の天国は自づと得られて赫々たる光明は輝かん。汝等は一時たりとも安からん事を望みて、楽の道を択ぶに依て苦みは絶えざるなり  テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の八  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  上 第一章 チッ の 門                テッシン貴尊 講述   或人賢明なる智者に向ひて人間と動物との異なる所は如何にとたづねしに、智者笑って曰く、人間の男女は交りを密かにして出産を公にす。是に反し犬猫の如き動物の雌雄は交りを公にして産は密かにす。人間と動物との異なる処は是なりと答…

未知日記霊話集 第千七十八回 光明論 下巻 巻の八 さらば開かん。此門は所謂チッの扉なりと知るべし。即ち前に述べたる厳戒の辞、チッ、シュ、キュ、ジョウ、ギョウ、コウ、フク、センと云ふ八個の扉にして、チッの扉は今や開かれたり。我に従ひて門内に入るべし  テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の八  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  上 第一章 チッ の 門                テッシン貴尊 講述                   鍵の数は八個にして今第一の門を開かん。開くに先だち注意を与ふべし。先づ門内に入りたれば心を乱さず。平静ににして如何なるものをも見のがすべからず。よく脳裡に止めよ。さらば開かん。此門は所謂…

未知日記霊話集 第千七十七回 光明論 下巻 巻の八 変化妖怪は汝等ならずや。女菩薩の姿を装ひ男子の生血を吸ふ吸血鬼は眼のあたりにはあらざるか。聖人を装ひて大衆の生血、否生命をも奪ふ悪鬼羅刹はあらざるか。妖怪変化の術は悪魔に学ぶにも及ぶまじ。妖怪変化は人間にありと他の動物より謗らるるとも、返へす言葉もなく赤面のほかなかるべし テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の八  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  上                テッシン貴尊 講述                  例話にも聞きたる如く師の坊は徒弟を悟せしめんとして苦心するさま、実に感謝の他なかるべし。重装とは汝等は仮装と思ふならん。もとより仮装なり。されど此仮装は汝等の思ひとはやや其趣きを異にす。汝等の仮装とは唯肉体の変…

未知日記霊話集 第千七十六回 光明論 下巻 巻の八 円海は俄かに召されて天界に現はれミキョウの位に置れたり。慈音よ。彼には今後肉体にての対面は叶ふまじ。されど「ヂショウ、サンキョウ、インショウ、ミキョウ」の呼声に依らば如何なる時にても語ることを得ん。されば今後従来の呼声は円海に通ずべけれどセイキョウには通ぜず。故にセイキョウを求めたづねんとならば「コーケン、ムイ、リョウジャ、セイキョウ」を用いて招くべし。講話を始むるに際しこの歓喜を贈りて緒言にかへたり テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の八  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  上                テッシン貴尊 講述                   セイキョウ退きて我、テツシン又汝等にまみゆるを喜ぶ。此喜悦をむかゆるに際し今一つの歓喜を慈音を初め汝等にわかちて相共に悦ばんとす。其は他ならず。円海は俄かに召されて天界に現はれミキョウの位に置れたり。慈音よ。…

未知日記霊話集 第千七十五回 光明論 下巻 巻の七 心意魂魄四心一体となり、是には加はる霊の輝きありて茲に初めて人間の人間たる任務は完全に果さるるなり。然るに此四心を一体ならしめある人の少なき理由は修養修行の誤てる結果に他ならず セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 四心一体となりたる霊光とは如何なるものか 二人の徒弟の例話                 セイキョウ貴尊 講述                   心意魂魄四心一体となり、是には加はる霊の輝きありて茲に初めて人間の人間たる任務は完全に果さるるなり。然るに此四心を一体ならしめある人の少なき理…

未知日記霊話集 第千七十四回 光明論 下巻 巻の七 正道を歩む人をも魔道に陥るるとは沙汰の限りにして憎みても尚余りあり。汝等斯る愚なる事を信ずること勿れと、かたくかたく戒むるなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊光と霊感の区別を如何にすれば知る事を得るか                 セイキョウ貴尊 講述                 魂のみの零感、又は魄のみの零感、或は心意のみの零感は過誤多き事は以上に述べたる如くなるが、今一つ説き洩したるは心意の零感なり。もとより心意の零感の如き軽重浮薄な…

未知日記霊話集 第千七十三回 光明論 下巻 巻の七 今日迄慈音は迷ひに迷ひて稍もすれば信仰を棄てんと計りしことも屡々なりき。然れども我は彼の信仰を厚からしめん為に、魂のさとり魄のさとりの区別を今日迄語らざりしなり。今我是を語れるに依て、慈音は全く迷夢より醒めて感謝しつつあるは我も多とす セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊光と霊感の区別を如何にすれば知る事を得るか                 セイキョウ貴尊 講述                   静座座禅或は其他の方法によって無我の境に入りて心を抑へ、魂(こん)を丹田せしめて魄を圧迫する習慣を作るによって、魂(こん)にのみ霊光は輝きて表面に現はるる時…

未知日記霊話集 第千七十二回 光明論 下巻 巻の七 すべて彼等の状態を見るに彼等の多くは霊の感応にあらずして魂(こん)の現はれなるもの多し。故に彼等の状態は肉体を振動せしめ或は顔色に変化を来して蒼白となり眼光は異様に輝きを見する者きはめて多きを見るに徴しても明らかなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊光と霊感の区別を如何にすれば知る事を得るか                 セイキョウ貴尊 講述                  汝等はよく彼は霊感者なりとか、或は彼は霊媒者なり、彼の言彼の予言はよく適中す。彼は幾年か様々の行をなして得たる霊感なれば信ずべし。然して彼の加持を受くれば如何…

未知日記霊話集 第千七十一回 光明論 下巻 巻の七 我の教ゆる法は断食の初めより身心を断食によって清浄ならしめ、雑念を払ひ煩悩を抑圧して霊光に浴さん事を願ふ真心にて行ふなれば、本願成就は疑ふの余地なかるべきは当然なるべし セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊に合するには何か特殊の方法ありや                 セイキョウ貴尊 講述                   先づ断食中に於ける精神状態を観察するに初め断食をなさんとの決心に至る迄は右か左かと迷ひて、精神に非常なる衝動を与ふるなり。此衝動こそは霊光に浴すべき種子とも云ふべきな…

未知日記霊話集 第千七十回 光明論 下巻 巻の七 六部巡礼など念仏なして廻国するも守護霊に対面せんとの法に合ふと知るべし。文字を知らずとも短き経文ならば誰も唱へ得らるべし。是を霊に対面なし得る尊き呪文と信じて声高らかに唱ふるによって精神統一は完全に行はれここに初めて霊との対面をなすことを得たるなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊に合するには何か特殊の方法ありや                 セイキョウ貴尊 講述                  其は別として何等の心構へも無く又読むべきものに重点をおきての読書は、唯精神修養の肥料となるのみにて霊を誘導する方法とは其意味全く異なるに依て何等のききめあらざるなり。我…

未知日記霊話集 第千六十九回 光明論 下巻 巻の七 僧侶の読経は霊を誘導する法なることは前にも説きたる如し。又僧は衆生に向かひて朝夕勤行を勧むるも帰する処は此法によって汝等の守護霊に対面なさしめんとなす方法なることに思ひを致すべし  セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊に合するには何か特殊の方法ありや                 セイキョウ貴尊 講述                   次ぎに今一つ至極簡単にして安全なる法を教ゆべし。是はいささか時間を要す。然れどもきはめて簡単且つ虚弱なる人にもなし遂ぐることを得るなり。又種々様々の業務に追はれて断食…

未知日記霊話集 第千六十八回 光明論 下巻 巻の七 今一歩進めて我等神の降臨を断食に依て願ひ、尊き教へを受けんとの心構へにて厳粛に行ふべし。然して断食終らば神は必らず来るとの信心を厚うすること肝要なり  セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊に合するには何か特殊の方法ありや                 セイキョウ貴尊 講述                   一般行はれあるは唯肉体のみにて事足る如く考へあるによって、結果は肉体の変化に止まり魂魄霊の影響は少なきなり。先づ断食を決行するに先だち尊き客を肉体の宿に招く為にすべて…

未知日記霊話集 第千六十七回 光明論 下巻 巻の七 其数多き中に我、汝等によしと勧むるは先づ断食法による方法なり。此法を悟道霊感に用ゆれば簡単に目的は達する速成法なり。されど法を誤てば労して効なし  セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊に合するには何か特殊の方法ありや                 セイキョウ貴尊 講述                 汝等教主より教へられたる頭腹一体の法、或は我等が説きたる自問自答の法に尚簡単にして速かに目的を達する別個の方法もあらざるかと思ふならん。さればいささかの時を要すれども至極…

未知日記霊話集 第千六十六回 光明論 下巻 巻の七 汝等肉体を有する間にこそ肉体の苦患より度脱して絶対のさとりを得て不滅不変の境涯に入らんことを学すべきなり。昨日は彼の門に跪き、今日は是が門に跪く如き、俗に云ふ内股膏薬の宗教は避けて万代不易の宗教を択びて学徳を修めて精神の導きとなさざれば一生涯を迷ひに終るのみ  セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊の役目と其動作について                 セイキョウ貴尊 講述                   汝等肉体を有する間にこそ肉体の苦患より度脱して絶対のさとりを得て不滅不変の境涯に入らんことを学すべきなり。昨日は彼の門に跪き、今日は是が門に跪く如き、俗に云ふ内股膏薬の宗教は避…

未知日記霊話集 第千六十五回 光明論 下巻 巻の七 我に於て善悪の区を明らむる力なければ何れに従ふも我の罪にあらず。我、神を信ず。智慧及ばねば一切を神に任せて我は沈黙せんとここに信仰の悟は開かれたり。即ち智慧に誇る者は悟を得るは難しとは此理なり  セイキョウ貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の七  教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇  下 霊の役目と其動作について                 セイキョウ貴尊 講述                   信者は山に登りし時再び天使下り来りしとは如何なるかと云ふに、是は天使になぞらへしが、即ち霊は魂魄に来りしなり。されど娑婆にありし霊と天界に昇る途にある霊との相違を示めしたるなり…