未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の八 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 上 第一章 チッ の 門 何時もにこにこの曲を テッシン貴尊 講述 汝等は長き浮世に短き生命、くよくよ暮すも一生娯しく暮すも亦一生、同じ暮すならば娯しく暮さんと云ひ居りて不愉快に日を送り居るにあらずや。汝等の言葉は表面に現るる一時的音楽…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の八 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 上 第一章 チッ の 門 何時もにこにこの曲を テッシン貴尊 講述 律呂完全にして正しき曲は奏でらるる事は先にも述べたり。今汝等此門に入りてまなこによって其美はしき旋律を見たるならん。されば此曲を耳にも聞かしめよ。雄大荘厳にして妙なる…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の八 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 上 第一章 チッ の 門 合掌低頭の法 テッシン貴尊 講述 汝等が国日本の習慣となり居れる人と人との挨拶は頭を下ぐるは礼法なり。我、是を見て美はしと思ふ。アメリカなどの手を握るは愛情を現はすにて礼にあらず。もとより挙手の礼は正しきと…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の八 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 上 第一章 チッ の 門 テッシン貴尊 講述 一人善行をなすとも、他人は悪行をなして其は世間一般に通ずるなれば、我独り善行をなすとも何等甲斐なし等考へて、修養修行をなさざる者あり。斯る言葉を語らば何と考ふるや。我ならば其者に言ふべし。…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の八 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 上 第一章 チッ の 門 テッシン貴尊 講述 慈音よ。汝、今、日本の宗教界を展望して如何に感ずるや。敗戦の今日となりて彼等の周章狼狽を見よ。彼等は戦時中は戦時にあてはめ、又現今は民主主義大衆主義自由主義とあてはめて指導するとは、さても…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の八 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 上 第一章 チッ の 門 テッシン貴尊 講述 或人賢明なる智者に向ひて人間と動物との異なる所は如何にとたづねしに、智者笑って曰く、人間の男女は交りを密かにして出産を公にす。是に反し犬猫の如き動物の雌雄は交りを公にして産は密かにす。人間と動物との異なる処は是なりと答…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の八 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 上 第一章 チッ の 門 テッシン貴尊 講述 鍵の数は八個にして今第一の門を開かん。開くに先だち注意を与ふべし。先づ門内に入りたれば心を乱さず。平静ににして如何なるものをも見のがすべからず。よく脳裡に止めよ。さらば開かん。此門は所謂…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の八 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 上 テッシン貴尊 講述 例話にも聞きたる如く師の坊は徒弟を悟せしめんとして苦心するさま、実に感謝の他なかるべし。重装とは汝等は仮装と思ふならん。もとより仮装なり。されど此仮装は汝等の思ひとはやや其趣きを異にす。汝等の仮装とは唯肉体の変…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の八 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 上 テッシン貴尊 講述 セイキョウ退きて我、テツシン又汝等にまみゆるを喜ぶ。此喜悦をむかゆるに際し今一つの歓喜を慈音を初め汝等にわかちて相共に悦ばんとす。其は他ならず。円海は俄かに召されて天界に現はれミキョウの位に置れたり。慈音よ。…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 四心一体となりたる霊光とは如何なるものか 二人の徒弟の例話 セイキョウ貴尊 講述 心意魂魄四心一体となり、是には加はる霊の輝きありて茲に初めて人間の人間たる任務は完全に果さるるなり。然るに此四心を一体ならしめある人の少なき理…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊光と霊感の区別を如何にすれば知る事を得るか セイキョウ貴尊 講述 魂のみの零感、又は魄のみの零感、或は心意のみの零感は過誤多き事は以上に述べたる如くなるが、今一つ説き洩したるは心意の零感なり。もとより心意の零感の如き軽重浮薄な…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊光と霊感の区別を如何にすれば知る事を得るか セイキョウ貴尊 講述 静座座禅或は其他の方法によって無我の境に入りて心を抑へ、魂(こん)を丹田せしめて魄を圧迫する習慣を作るによって、魂(こん)にのみ霊光は輝きて表面に現はるる時…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊光と霊感の区別を如何にすれば知る事を得るか セイキョウ貴尊 講述 汝等はよく彼は霊感者なりとか、或は彼は霊媒者なり、彼の言彼の予言はよく適中す。彼は幾年か様々の行をなして得たる霊感なれば信ずべし。然して彼の加持を受くれば如何…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊に合するには何か特殊の方法ありや セイキョウ貴尊 講述 先づ断食中に於ける精神状態を観察するに初め断食をなさんとの決心に至る迄は右か左かと迷ひて、精神に非常なる衝動を与ふるなり。此衝動こそは霊光に浴すべき種子とも云ふべきな…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊に合するには何か特殊の方法ありや セイキョウ貴尊 講述 其は別として何等の心構へも無く又読むべきものに重点をおきての読書は、唯精神修養の肥料となるのみにて霊を誘導する方法とは其意味全く異なるに依て何等のききめあらざるなり。我…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊に合するには何か特殊の方法ありや セイキョウ貴尊 講述 次ぎに今一つ至極簡単にして安全なる法を教ゆべし。是はいささか時間を要す。然れどもきはめて簡単且つ虚弱なる人にもなし遂ぐることを得るなり。又種々様々の業務に追はれて断食…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊に合するには何か特殊の方法ありや セイキョウ貴尊 講述 一般行はれあるは唯肉体のみにて事足る如く考へあるによって、結果は肉体の変化に止まり魂魄霊の影響は少なきなり。先づ断食を決行するに先だち尊き客を肉体の宿に招く為にすべて…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊に合するには何か特殊の方法ありや セイキョウ貴尊 講述 汝等教主より教へられたる頭腹一体の法、或は我等が説きたる自問自答の法に尚簡単にして速かに目的を達する別個の方法もあらざるかと思ふならん。さればいささかの時を要すれども至極…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊の役目と其動作について セイキョウ貴尊 講述 汝等肉体を有する間にこそ肉体の苦患より度脱して絶対のさとりを得て不滅不変の境涯に入らんことを学すべきなり。昨日は彼の門に跪き、今日は是が門に跪く如き、俗に云ふ内股膏薬の宗教は避…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の七 教主講、セイキョウ貴尊解説 悟道篇 下 霊の役目と其動作について セイキョウ貴尊 講述 信者は山に登りし時再び天使下り来りしとは如何なるかと云ふに、是は天使になぞらへしが、即ち霊は魂魄に来りしなり。されど娑婆にありし霊と天界に昇る途にある霊との相違を示めしたるなり…