覚者慈音703  未知日記 第四巻  心霊雑話  伊東慈音


覚者慈音703
未知日記 第四巻      
心の巻     
      三気と心意  
      其の1     
                   ミキヨウ貴尊講述


 三気は汝等が親にして、心意は即ち汝等なりと考へて、すべて思慮工夫せよ。然る時は一如とは如何なる結果をもたらすか。其働きは如何なるか。或は暗示に受けたる念の結実は如何になりゆくか。自然に会得合点せらるるならん。心の決するも意志是に伴はずして薄弱ならば、物事成立せざるは周知の事実にして汝等も体験せし事ならん。依って心意共に等しからざるべからず。意を決するも心安からずば、業は鈍りて同様の結果となる。何れにても一方的に傾けば、車は廻転不能となる。汝等はこの見地より工夫考慮すべし。
 すべて業を行はんとせば心意を強くして、共に結合して行ぜざるべからず。然らざれば成功を得るは難し。汝等事をなさんとする時、先づ父に同意を求め、次ぎに母にその細やかなる注意を受けて着手するが如く、心意は魂魄の父母に相談して許可せられなば、霊の智慧は魂魄に働き、魂魄は心意を働かせ、気光素の力によりて念は高潮して立派に結実するは順序なり。是が一方的に働く時、成功するものにあらず。汝等この教へを信ずることを得るか。若し是に異論あらば答へ見よ。汝等は云ふべし。そは然り。されど我等は既に以前より斯る理は知らぬにてはあらざれども、事実は是を行はんとなせどもなすあたはず。是即ち理外の理なりと。又若者の口にするを聞けば、我父、母或は教師又は年長者が、我等に対して偉き人になれと教ゆれども、偉くなるは如何にせばなり得ると云ふ法を教へずして、唯偉くなれとのみにては、偉くなり得るあたはざるにあらずやと、真面目に云ふには一笑を禁ずるあたはざるべし。汝等の云ふ理外の理と云ふも何等異なる事なし。例へば酒煙草は害ありて益なければ止めんと思へど、如何にするも是を止むるあたはずと云ひて、己の薄弱なる意志を表はして恥とも思はず、却って他人の同情に訴へんとなすが如きは言語に絶したる愚と云ふべし。斯る人は真の一大事を悟らず。又信念乏しき故なり。斯る人は信をいたずらにしてすべて酒は飲みたし、煙草を喫ひたしと思ふは隙のある故なり。然して酒精煙毒の害を知りつつ尚制止するあたはず、御神酒あがらぬ神は無とか、達磨大師も煙草は御好きとか、勝手な理屈をつけて止むるあたはずと云ふに至っては、唯不憫なる者よと思ふのみ。 

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