覚者慈音667  未知日記 第三巻  念力集    伊東慈音

覚者慈音667
未知日記 
未知日記 第三巻      
念力集     
        その2      光の巻
  

                 ミキョウ貴尊講述
                 テッシン貴尊講述
                 円海大師講述

 


 太陽は凡てを現はせども蛍を秘す。暗は凡てを秘せど蛍を現はす。真に面白きことならずや。念に於ても又斯くの如きことあり。即ち悪念は神を怖るれども、秘そかに神の力を借るなり。
 念は鍛え積み重ねる程光り輝く。一念工夫を凝らし鍛えて始めて実を結びて成就成功す。すべて何事をなすにも念を入れ念を凝らし、念を重ねずばそのものの価値なし。念うすきものは粗製となる。一個の珠も念を入れて磨かずば光なく、一個の石も念を重ねこらして磨かば鏡の如く光を放たん。まして人間の心の曇り、即ち我を丹念に磨き落さばその光神の世界迄も輝かん。
 智慧の光明は凡界を照らすなり。念神念仏通ずるは一念となりての力の現はれなり。人は此事をよく知りながら思い至らぬは何故ぞ。其は即ち雑念多くして妨げとなるを以てなり。雑念を持つとも工夫すれば成るものと知るべし。太陽は雲にかくさるるとも光を止むるにあらず。雲は太陽を藪ふとも嵐に散らさる。魂火は光を失はず。心の雲は払へば去らん。川の流れは汚物を止めず。他の水は汚物を宿さん。思ひを凝らすはたたへる水なり。明朗なる心は流るる水なり。常に清らかならしむるべきことにこそ。
 明るき念は悪しき病を払ひ、暗き念は病魔を招く。俗に笑ふ門には福来ると云ふにあらずや。朗らかなるに依りて笑ひも出づれ。陰鬱にて笑ひの出でざるは当然なり。気にかかる事あらば思案を要せず。速に処置して払ふべし。


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