覚者慈音642  未知日記 第一巻  行法    伊東慈音

覚者慈音642
未知日記 
未知日記 第二巻  行法    
第二 昔を捨て昔にかへれ
           其の3

塩の持つ育母素の研究について    
       
              テッシン貴尊講述


 地球上に於て動物植物を育成するに最も必要なるものは塩にして、すべて塩分の恵みを受けざるはなしと公言することを得、若し此塩の恵み絶えなば恐らく生存するもの無に至らん。塩には無機物に含まれたる、ものを育成する力の素あり。是を仮に育母素と命名しをかん。此育母素なるものを応用したる法力あり。今その一二を示さん。其は指圧療法、掌療法、虫封じ療法などの類なり。又塩にて灸を行ひ、塩にて温罨法(おんあんぽう)を施すなどは皆育母素の力に依る。指圧療法掌療法などに於ては、塩にて手指を清めなば一層の効果あるなり。虫封じについても手を塩にて清めて水面に文字をかき、小児の手を入るれば毛細管より黒き虫の如くに見ゆるものの出づ。是虫にあらず。脂肪成分と他の混合物なり。俗にメガサと称する鬱血より起る現象に似たるものなり。是等すべての療法は皆塩分の持つ育母素の働きなり。指圧療法掌療法の遠隔療法は効果ありと云ふは迷信にして、全く信ずる足らず。若し遠隔療法を受けて根治せしと云ふものあらば、其はその術者を信じて受くる暗示療法となりたるにて、指圧療法掌療法の効果にはあらずと知るべし。然して斯くの如き療法はきはめて微弱なる育母素の放射によるものなれば、術者は是に暗示を加へて効果を顕著増大せしめんと計るなり。故に科学によりて此育母素を作りて用ゆれば、効果は真に優れたる利目を得べし。講義は他に逸れたり。本論にかへるべし。
 神の地球に与ふる塩に於てすら、斯くの如き力を有するに、人は面影を追ひて神を追はざるが為に、塩の用法に於ても時間を空しくするなり。真の神を追はずして、面影を追ひし結果なればなり。故に昔をすてて昔にかへれと云ふなり。

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