覚者慈音625 四線の応用

覚者慈音625


未知日記 第一巻  自在論    伊東慈音
第四章       四線の応用


第一節



              インショウ、ミキョウ貴尊講述


 すべて破壊せんがための戦争は罪悪にして、組織せんがための戦ひは罪悪にあらざるは吾人のよく知るところなり。然るに地球上に於ては、自国の領土を拡大せんとして他領を犯す。此戦争は盗みと殺生を行ふ罪悪なり。斯る行動は組織に依らざるを以て永遠の平和は望み難し。是等は何れも四線の法則に相反す。地球の平和を欲するならば、哲学者、科学者、宗教者みな其々の分野に於て研究し、早く神の力に順ずることとに力めざるべからず。四線の法則は難かしき事にあらず。汝等が日常生活に於て不知不識の裡に行はれつっあるなり。食物を調理するにあたりて食品を其々破壊し分解し、辛酸甘苦の融和調味して組織され、其が口に依て破壊され胃腸に依て分解され、体内のものと調和融和して血肉となりて組織され、廃棄物は破壊されて、他の食物に破壊分解融和組織されて、又人の口にかへる。是四線の循環法則とも名づけて可ならんか。斯くの如きは微細なる例なれども人生観、心霊観を明らめ悟り得る便にとて記したるなり。
 光体性気体性を構成する四線は斯る無能論にあらず。母体に宿れる霊体は其宿りたる嬰児の骨肉に飽和せられて母体を離る。其霊体には種々なる霊あり。天界に至らぬ先に再び
宿るあり。天界より下り宿るあり。動物の進化せるあり。千差万別にしていささかの筆舌にては説き尽すことを得ず。然れども四線の法則を明らめ悟り得れば、斯る事は容易く知り得る事、掌中の物を見るが如し。
 親子は血肉関係は繋がれども、霊の関係は同じにてはあらざる事、汝等も知る処ならん。同じ父母の胎内より出でたる兄弟姉妹、其性質を異にするを見ば察せらるべし。仏法にては是を因縁観として詳しき説明を与へず。其は其人の善因善果、悪因悪果として其を究めんとせざる故ならん。


 


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