覚者慈音458


            三世と四世論
  
              未知日記第八巻
           第一の巻
           過去の巻        其の12
    第九     何故に同化の必要あるか              
             リョウジャ、セイキョウ貴尊講述


 天に交はりて同化せざれば天を知るあたはず、地も亦然あるなり。されば同化の大切なることは云うまでもなし。是は余りにも茫漠としたる理論なれば汝等の精神には徹せざるならん。されば汝等の脳裏に深く印象せしめんがために次の言葉を聞かば少しは理解共鳴するならん。即ち汝等が身心霊は個々別々に別れて行動なし居りて融和を欠き居るにより、是を同化一体せしめんがために重要なる方法なりと聞かば如何、少しは頷く処あるべし。即ち身心霊の同化によりて人道の全きを得るとの教えはしばしば説かれありて汝等は承知しありと信ず。是を内面同化と仮称すべし。然りとせば前に語りしは外面同化と見なすことを得ん。然して拝みを内外に通すと見なさば感謝の念は内外共通の関係あらざるべからず。故に拝みは内外にこだわらず唯訳もなく拝めよとミキョウは教えたるなり。我より出でて我に帰るこだまに等し。故に我より外にむかいて拝みたりと思いしも最後は主たる我にかえるとも見なすことを得ん。或人曰く、乳房は子を育てる養分を送るところなれば父と称へ、胎は肉体を育つるところなれば母になぞらえて腹と称えたりと語りしと云う。面白きこじつけ論説なり。兎に角肉体にも父母の区別を定めんとせばあるならん。これを悟りて拝みせば頭腹一体身心一如の行は速なるべし。汝等頭腹一体に化したるか未だかをたしかむる方法として汝が従来快しと思わぬ人が立身出世したりと聞きて本心より喜び居るかをたしかめよ。真に喜ばしく感ずるならば半ば成功したるなり。されど喜ぶのみにては完全にてはあらざるなり。其感謝となりて現わるるに及んではじめてその全きを得るなり。この境涯に至らば頭腹一体となり、身心霊三密具足す。故に内外の区別はあらずして一切すべては同化して一となると知るべし。これにて同化の意味はぼ理解したるならん。されば同化によりて何を得んと計るやに対しての問題なるがすべてのものを知らんとせばそのものの本体を詳らかに知らざれば其を如何ともなし難し。是を知るには同化を措いて他にあらずと云うも過言にあらず。故に同化は大切なり。汝等は地球にありて同化せざるにより自然の大義を知らず。されば宇宙の自然に触るるを得ずして不滅の世界を悟ること思いもよらぬことなり。先づ地球に同化し更に進んで宇宙に同化し、然して不滅の世界に同化せば人道の全きを得るなり。汝等是に依って地球の親太陽の祖父母の意味は理解するを得たらん。




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