覚者慈音449

        三世と四世論




              
未知日記第八巻
           第一の巻
           過去の巻        其の3
                  
            リョウジャ、セイキョウ貴尊講述



       第二  父の徳、母の徳



 汝等は父母の何なるかについては既に熟知なし居るならん。されど古来より種々様々の論説に迷はされてその是非の判断に苦しむことも亦少なからざるべし。即ち天の父地の母の恵と聞かされて日月を父と思うものも少なからずあらん。又小乗仏教より人死すれば月の都に至るとか或は支那文学又は日本の短歌などより月を滅後の住居の如く聯想して月より出でて月に帰る如く誤認し居る人もすくなからずあるならん。月星は地球の兄弟なり。わけても月は地球の弟妹ならずや。兄姉弟妹の郷里に帰ると云う習慣は未だ聞かざるならん。そは兎に角汝等天地の区別を誤認なし居るならん。もとより日月星のある場所は天なることは云う迄もなし。されど汝等が考へは余りに範囲を広く考へて却って燈台下暗しのたとえとなり居ることは我等は知るなり。故に今少しく縮小して天地の道理を考へ見よ。然せば父母の徳を察するを得ん。即ち大地を母と見なし大気を父と見なして推知し見よ。先に述べたる太陽の子は地球にして汝等は地球の子なりとの意味より考うれば汝等は太陽の孫に相当するならん。然して汝等の父は大気にして母は大地なりとの意味より考へを進むれば従って三世の意味もおぼろげに判明し来るならん。そは後にゆづり先づ考うべきことは母なる大地は汝等が肉体を養育する徳を有し、父なる大気は汝等が精神を養成する特性をそなふるを知るならん。然して汝等は父母の徳をうけて自ら身心の発育をなしつつあることを認識せばここにはじめて思いを新にし従来の如きあやまてる観念をすてて地球のすべては親の徳なりとの見地より己自らの行動も是に順応してことをなさんと工夫せざるべからざるに至らん。




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