覚者慈音237

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO186
大霊界入門記   前編                 


第二   シュ、発育門或は幼児小児門 (仮称)                             その2
                      教主寛大講述


 大凡この界にをかれあるもの誰彼の区別なくみな一様に育てられ居りながら、右に進むものは右し、左に進むものは左にと云ふ如く、己求めんとせずともみな其々の分野に応じて伸ばされつつあるなり。
 謂はば億兆の人類が一体化なし居るが故に、自もなく他もなく彼我の区別はあらねば、相より相助くる必要も亦あらざるなり。汝等諸子の肉体を聯想し見よ。汝の肉体は手足の区別はあれど争ひはなさざるならん。されば己が肉体上よりこの界を考察推理せば、己の肉体に対して何か利益となる考へは湧き出づることもあらん。大霊界を知らずとも是等の事柄より己が肉体にあてはめて、然して肉体を大切になし居らば利するところ少なからずあるならんと、我等は思ふが如何! 「身体髪膚父母にうく。敢て毀損せざるは孝のはじめなり」と云ふ教へあることに思ひを廻らし見よ。天よりの恩恵によって授けられたる汝の肉体は、些かの不要物はあらざるべし。一個の細胞と雖も空しきものはあらずして、皆其々分野に応じてはたらきをなし居ることは諸子もみなよく知るところ、然るに過誤を犯して身体を傷くるによって生命すら失ふに至る。是等は大自然の法則を認識なし居らざるがためならん。謂はば汝の肉体は大霊界なりと云ふこじつけの言葉にあらざるなり。汝等諸子は不自然の生活を営み居るによって大霊界に相当する肉体迄が病み患ひをなす。是等は実在的の大霊界なるが故に限度を有するによってなり。一度まことの大霊界に移さるれば最早かかる限度は全く除去されて、不滅の境涯となるによって変化あらねば生老病死のなやみは更になし。未知日記前巻に於て語りたる八大門を参照して、チ、シュの門を再読して参考とせば可ならん。


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