ktmさんありがとう

 この一ヶ月有余の間、ktmさんが毎日僕のブログに眼を通しておられる。その方は男性なのか、女性なのかも分からない。そして若者なのか年配者なのかも全く見当がつかない。光明論下巻、と帰途案内記を読了し、今は因果論を読み込んでおられるようだ。そのひとのお陰で僕も久しぶりにそれらを読む事ができた。そして気が付いたことは僕のブログは文字が小さくとても読みにくいことだった。それで今は文字サイズを少し大きくして太字にする作業を今行っている。
あなたに一言お願いがあります。
あなたが先導して次から次へとお読みになる事によって、新しい読者層が増えています。そのことは本当に感謝しています。
唯、ひとつ大霊界という最大、最高の教えを全部に目を通されていないことです。みちびき講話集に書かれている大霊界は一部分の事しか掲載されておりません。できるなら、ブログの「記事管理」を開くと覚者慈音40から覚者慈音311までが大霊界の完全な内容物です。宜しかったらそこを今一度お読みください。僕はこの未知日記全集の中でこの大霊界は突出して18回読みました。いくら読んでも今の僕にはそれ以上の理解は難しいようです。
まだ未転記の部分は絶対界、テツシン講録の一部などがあります。最近は眼も疎くなり、原書の転記はままなりません。
どうぞ頑張って幾度も幾度もお読みください。この一冊だけでも世間に流布されている一般書籍の一万冊以上に読む価値があると思います。いいえ貴尊は億兆の価値があると仰せられ居られます。ktmさん、あなたの幸福を祈念して筆を擱きます。
今日大霊界を読んでいてとても大事なことが記されていた箇所があったのでそれを初めての方の為にここで紹介する。


教主寛大曰く

「諸子は地上に長く生き度ば修養修業を怠りて、肉体にのみ健康の増進を計る方法を考究なし居らば、希望は幾分かは叶へらるることもあらん。されど修養修業の徳を重ねて、霊魂の結実全くならばその人は年齢の如何に不拘、天界に移さるることを得るによって、肉体などの必要は感ぜざるが故に、架せられたる年月を経過せば、天界に引き上げらるるは当然なり。故に七才の女龍なりとも大悟すれば、天界は是を引き上ぐることもあるなり。大悟したるものは老若男女の区別あることなし。七才にして天界に来り百万千万年の長寿を保ちて尚も死せず嬉々として生活なし居るものもすくなからずあるなり。地上の万年は天界の一瞬にすぎず。諸子は地上にありて万年の齢を保つことあたはざるべし。肉体の尺度には限度あるによって亡ぶる時節来らば、小時も猶予することなく破壊せらるるは自然の法則なり。純潔なる心にて純潔なる魂をみがきて明鏡に化せしめずば、宇宙全宇宙の姿は明瞭に映らざることは諸子も承知なし居るならん。汚れたる心汚れたる魂にて一生を終らば、先にも語りたる如くすべては忘却するが故に、唯浮べる雲の如く飄々として迷ふの他なし。是純潔にあらざるが故なり。汝等諸子は死後は如何になるやとの恐怖をなし居ることは我等よく知る。されど修養修業せずして死すれば其にて終りなり。唯魂が海中に浮かべる海月のごとく、飄々として漂ひ迷ふのみなりと知らば可ならん。さりながら天界には選魂所あり。此処にて捨てらるれば、又もや何等かの形に変じて其より其へと生れかはり行くことは云ふ迄もなし。汝等諸子は己が地上に於て犯せし罪科が死後に至りて、忘却し居るが故に己は何も知らずなり居れど、五大鏡は是を映して明らかに知り居るが故に、選魂所にては修養修業の至らざるものは未熟の魂として、又も他のものに移植せらるるは云ふ迄もなし。」


僕自身はこの大霊界は18度目の挑戦になりますが、僕の理解度はともかく、この書はいくら読んでも飽きることがない。本当に素晴らしい御本であると思っています。皆様も一度ご覧になってください。今日大野市図書館の役の行者の本を検索したら次の書が出てきた。明日はこれを借りに大野に行ってみよう。
何故、役の行者かというと、丁度古代の日本において修行されていたセイキョウ貴尊のお姿にとてもよく似ておられるからだ。
1 葛城の王者 黒岩重吾/著者
2 役の行者 司馬 遼太郎/著者
3 役の小角の伝説 藤巻一保/著者
4 邪神戦記 永井豪/著者
5 小角伝説 六道慧/著者
6 役行者と鬼 志村有弘/著者
7 神変大菩薩伝 坪内 逍遙/著者

僕がはじめて役小角を知ったのは二十年前、平井和正原作の幻魔大戦によるもの、その時はとても面白くマンガ本から始まり、角川文庫全20巻、さらに真幻魔大戦コミック本全15巻を幾度も幾度も繰り返し読んだ。
セイキョウ貴尊が未知日記(三世と四世論)の中で当時を述懐されている箇所があって、その中に「我も円海も貧しきに生まれ今は・・・」という一節がある。どうもそこからはセイキョウ貴尊=役小角説は消える。なぜなら役小角は帝のご落胤であったという説があるからだ。そんなことは兎も角、上記の本を借りてこよう。

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